エバースは野球芸人!佐々木は大学まで野球部|コンビ名の意味や町田の経験・野球ネタも解説

エバースは、佐々木隆史さんと町田和樹さんによる吉本興業所属のお笑いコンビです。M-1グランプリで2年連続決勝に進出し、独特の会話から次々と笑いを生み出す漫才で注目されています。

そんなエバースについて調べると、「野球芸人なの?」「佐々木は元プロ野球選手?」「町田も野球部だった?」「エバースという野球用語にはどんな意味がある?」といった疑問が出てきます。結論からいうと、2人とも野球経験者ですが、特に本格的な経歴を持つのが佐々木隆史さんです。

この記事では、エバースのプロフィールをはじめ、佐々木隆史さんの小学校から大学までの野球歴、古川学園高校時代の成績やポジション、町田和樹さんの野球経験を詳しく解説します。コンビ名の由来や人気漫才「野球肘」、『有吉クイズ』で話題になった野球部LINE、2026年現在の野球関連活動も紹介します。

エバースは野球好き芸人!佐々木・町田ともに野球経験者

エバースは2016年4月に結成された、東京NSC21期出身のお笑いコンビです。佐々木隆史さんがボケとネタ作り、町田和樹さんがツッコミを担当しています。

2人はプロ野球選手だったわけではありませんが、楽天イーグルス公式サイトでも、佐々木隆史さんが大学まで野球部に所属し、町田和樹さんも野球経験者だと紹介されています。野球を扱った漫才や動画も多いため、「野球芸人」として知られるようになりました。楽天イーグルス公式サイト

エバースの基本プロフィール

項目佐々木隆史町田和樹
読み方ささき たかふみまちだ かずき
生年月日1992年11月6日1992年4月24日
年齢33歳34歳
出身地宮城県登米市豊里町神奈川県大和市
身長166cm182cm
体重62kg80kg
血液型A型B型
担当ボケ・ネタ作りツッコミ
趣味野球・バイク・ゲーム酒
特技セーフティーバント早食い
所属吉本興業吉本興業
出身東京NSC21期東京NSC21期

年齢は2026年8月2日時点です。佐々木隆史さんの特技が「セーフティーバント」となっているところにも、エバースと野球の深いつながりが表れています。吉本興業公式プロフィール

佐々木隆史は大学まで続けた本格的な野球経験者

佐々木隆史さんは、小学2年生から大学まで野球を続けた本格的な経験者です。中学では宮城県の軟式野球選抜に選ばれ、高校は宮城県内の強豪・古川学園高校へ進みました。

古川学園高校ではレギュラーとして試合に出場し、主将も務めています。さらに高校卒業後は、野球のスポーツ推薦で東北工業大学へ進学しました。

そのため、「エバース佐々木は元プロ野球選手なの?」と思われることもありますが、プロ球団への所属歴はありません。野球推薦で大学へ進めるほどの実力はあったものの、プロ野球選手になった人物ではなく、大学卒業後に芸人の道を選んでいます。

町田和樹も子供の頃はプロ野球選手が夢だった

町田和樹さんも野球経験者です。楽天イーグルスのイベントに出演した際には、子供の頃の夢がプロ野球選手だったことを明かしています。

ただし、町田和樹さんの野球歴については、佐々木隆史さんほど学校名や大会成績、ポジションなどが詳しく公表されていません。中学時代に野球部だったとする情報がありますが、何年生まで続けたのか、投手や捕手などどのポジションだったのかは明確になっていません。

漫才「野球肘」では、町田和樹さんが中学時代に野球肘になって部活を辞めたという設定で話が始まります。ただし、これはあくまで漫才の中の設定であり、町田和樹さんが実際に野球肘を患ったという公式発表とは分けて考える必要があります。

エバースという野球用語の意味は?

コンビ名の「エバース」は、もともと野球用語です。珍しい響きの造語や英単語を組み合わせた名前ではありません。

楽天イーグルスは、エバースについて「バントの構えからバットを引き、投球を見送る動作」を表す野球用語だと説明しています。2人が野球経験者だからこそ選ばれたコンビ名だったのです。楽天野球団の発表

バントすると見せてバットを引く動作

野球用語のエバースは、投手が投球動作に入ったときに打者がバントの構えを見せ、ボールが来たところでバットを引く動きを指します。

バントを警戒した一塁手や三塁手を前進させたり、盗塁する走者を助けたりする目的で使われてきた戦法です。実際にバントする「犠打」とは違い、守備側を動かすための偽装バントに近い動きになります。

現在のプロ野球中継で「今のはエバースです」と解説される機会はほとんどありません。そのため、野球ファンでも言葉を知らず、「エバースっていう野球用語が本当にあるの?」と驚く人が多いのでしょう。

英語の意味ではなくジョニー・エバースの名前が由来

野球用語のエバースは、英語の一般名詞ではなく、メジャーリーグで活躍したジョニー・エバースの名前に由来するといわれています。

ジョニー・エバースは、バントの構えによって内野手を前進させる戦法を用いた選手です。この戦法が「エバース・システム」「エバース戦法」と呼ばれ、日本ではバントの構えからバットを引く動作自体をエバースと呼ぶようになったと説明されています。

つまり、コンビ名のエバースには「野球好きの2人だから」という意味だけでなく、知る人ぞ知る昔の野球戦術を選んだ面白さもあります。佐々木隆史さんの特技がセーフティーバントであることを踏まえると、かなりエバースらしい名前ですよね。

エバース佐々木の野球歴と実力

佐々木隆史さんは、単に野球観戦が好きな芸人ではありません。小学2年生から大学まで、生活の中心に野球がある学生時代を送っていました。

本人は自らの連載で、兄の影響を受けて小学2年生から野球を始め、野球一本で大学まで進んだと振り返っています。QJWebの佐々木隆史本人による連載

小学2年生から野球を始め中学では宮城県選抜

佐々木隆史さんが野球を始めたきっかけは兄でした。兄が野球をしていた影響を受け、小学2年生から白球を追いかけるようになります。

中学時代には投手としてプレーし、宮城県の軟式野球選抜にも選ばれました。県内から有力選手が集まるチームに入ったため、中学生としてはかなり高い水準にいたことが分かります。

しかし、選抜チームには佐々木隆史さんがまったく歯が立たないほど上手な選手がいました。さらに、その選手たちが仙台育英高校や東北高校へ進むと、今度は控え選手に回る姿を見たそうです。

佐々木隆史さんは、この経験から「上にはどこまでも上がいる」と実感し、プロ野球選手になるのは難しいと早い段階で感じたと語っています。Number Webのインタビュー

古川学園高校では外野手・主将として甲子園を目指す

佐々木隆史さんの出身高校は、宮城県大崎市にある古川学園高校です。仙台育英高校の出身と誤解されることがありますが、佐々木隆史さんが通ったのは古川学園高校です。

中学時代は投手でしたが、高校では外野手として試合に出場しました。高校野球の記録サイトには、左翼手として先発出場した記録も残っています。俊足を生かす打者として起用され、最終的には野球部のキャプテンを務めました。

古川学園高校には、後に中日ドラゴンズへ入団した佐藤優さんも在籍していました。佐藤優さんは佐々木隆史さんの1学年後輩です。また、練習試合では当時花巻東高校にいた菊池雄星投手と対戦した経験もあります。

佐々木隆史さんによると、菊池雄星投手は変化球をほとんど投げず、ストレート中心だったそうです。それでもプロ入り後にメジャーリーグまで進んだ投手と対戦しているため、佐々木隆史さんがかなり高い水準で高校野球に取り組んでいたことが分かります。

東北大会準々決勝のスリーバント失敗が長年の後悔に

佐々木隆史さんが長年引きずってきたのが、高校時代の東北大会でのスリーバント失敗です。

古川学園高校は2009年秋の東北大会で準々決勝まで進出。弘前学院聖愛高校との試合は延長12回にもつれ、0対1で敗れています。佐々木隆史さんは得点の好機にスリーバントを失敗し、それが敗因だったという思いを抱えていました。

2025年9月放送の『有吉クイズ』では、長く動いていなかった高校野球部のLINEグループに当時の失敗について送信。佐々木隆史さんが自分のスリーバント失敗を謝ろうとすると、仲間からは「俺の暴投」など、自分のミスを敗因に挙げる返信が届きました。

誰も佐々木隆史さんだけを責めず、それぞれが自分のプレーを振り返っていたのです。佐々木隆史さんだけでなく、ヒコロヒーさんや野村真季アナウンサーまで涙を流す展開となりました。テレ朝POST

2026年8月のインタビューでも、佐々木隆史さんは甲子園出場を決めた球児を見ると今でも悔しくなるため、高校野球の映像をあまり見られないと語っています。芸人として成功したからといって、甲子園への思いがきれいに消えたわけではないようです。集英社オンライン

東北工業大学へ野球推薦で進学

高校卒業後、佐々木隆史さんは野球のスポーツ推薦で東北工業大学へ進学しました。大学でも硬式野球部に所属していたため、野球歴は小学2年生から大学まで続いたことになります。

一方で、大学の野球部は佐々木隆史さんにあまり合わず、次第に練習へ行かなくなったと本人が明かしています。野球を続けながらも目標を見失い、アルバイトをするか、大学へ行くか、家で過ごすという生活になりました。

その空いた時間にダイアンのラジオや『にけつッ!!』などのお笑い番組を見たことが、芸人を目指すきっかけになります。野球を離れた時間が、そのまま次の目標である漫才につながったのです。FASHIONSNAP

「エバース佐々木が野球を辞めた理由」については、けがや野球肘が原因ではありません。大学野球の環境が合わなくなり、お笑いという別の目標が見えてきたことが大きかったといえます。

町田和樹の野球歴は?ポジションや実力を確認

町田和樹さんも野球経験者ですが、公開されている情報は佐々木隆史さんほど多くありません。

町田和樹さんは神奈川県大和市出身で、つきみ野中学校を卒業しています。2026年2月にはエバースとして母校を訪れ、全校生徒の前で漫才を披露しました。タウンニュース

野球部時代のポジションや成績は非公表

町田和樹さんが野球部で守っていたポジションや、所属チームでの成績は詳しく公表されていません。

2024年の楽天イーグルス戦でセレモニアルピッチに出演した際は、佐々木隆史さんが投手、町田和樹さんが捕手を担当しました。ただし、町田和樹さんが学生時代から捕手だったという意味ではありません。

佐々木隆史さんと比べると野球歴に差はありますが、町田和樹さんも子供の頃はプロ野球選手を目指していました。2025年のM-1決勝前インタビューでは、2人で「今年のファイナリストでは自分たちが一番野球が上手いのでは」と話しており、町田和樹さんも現在まで野球に親しんでいることがうかがえます。FANYマガジン

高校中退後は自動車ディーラーを経て芸人へ

町田和樹さんは高校2年生の終わりに中退し、その後にバイク事故で太ももを骨折しました。回復後は自動車ディーラーに就職し、約3年間営業の仕事をしています。

町田和樹さんは、同い年の人たちが大学を卒業する時期に合わせて東京NSCへ入りました。同期に同世代が多くなると考えたためです。

NSCでは別の相方とコンビを組んでいましたが、そのコンビはネタ見せでうまくいきませんでした。一方、佐々木隆史さんの当時の相方が芸人を辞める際、代わりの相方として町田和樹さんを紹介したことから2人が出会います。

野球一筋で大学まで進んだ佐々木隆史さんと、高校中退後に会社員を経験した町田和樹さん。まったく違う学生時代を過ごした2人がNSCで出会ったことが、エバース結成につながりました。Number Web

エバースの野球ネタ「野球肘」が面白い

エバースと野球の関係を語るうえで外せないのが、代表的な漫才「野球肘」です。

「野球肘」は2024年のツギクル芸人グランプリなどで披露され、エバースの名前を広めた人気ネタの一つになりました。現在はエバースの公式YouTubeチャンネルでも公開されています。

野球肘・肘野球・寿司肘・肘寿司へ話が広がる

漫才は、町田和樹さんが「中学時代に野球肘になった」と話し始めるところから展開します。

佐々木隆史さんは「野球肘」という言葉の順番に引っかかり、肘を使ってボールを打つ競技を「肘野球」と解釈。さらに「テニス肘」や「寿司肘」「肘寿司」へと話が広がっていきます。

実在する症状の名前を入口にしながら、言葉の前後を入れ替え、あり得ない競技や料理を作り出していく漫才です。野球に詳しくなくても楽しめますが、2人が本当に野球を経験しているからこそ、最初の設定に説得力があります。

CSVにある「野球 寿司 エバース」という疑問は、この漫才に登場する「肘寿司」に加え、銀シャリとエバースによるツーマンライブ『野球寿司』を指している可能性もあります。『野球寿司』は銀シャリの「シャリ=寿司」と、エバースの「野球」を組み合わせた公演名です。FANYチケット

野球ネタだけでなく言葉の違和感を笑いにするコンビ

エバースには野球を題材にした漫才がありますが、すべてのネタが野球というわけではありません。

佐々木隆史さんが考える漫才は、誰かが大真面目に話している内容のわずかな違和感を町田和樹さんが受け止め、会話を重ねるほどおかしな世界へ進んでいくのが特徴です。

「野球肘」も野球あるあるだけで笑わせるネタではなく、「単語を前後させたら意味が変わってしまう」という言葉の面白さが中心にあります。野球経験者だけに届く専門的なネタにせず、誰でも分かる会話へ変えている点がエバースの強みです。

エバースの現在は野球番組・始球式・草野球でも活躍

エバースは漫才で知名度を上げる一方、野球経験を生かした仕事も増えています。

2024年と2025年のM-1グランプリで2年連続決勝へ進み、2024年は4位、2025年は最終決戦に進出して3位となりました。2025年には第46回ABCお笑いグランプリで優勝しています。ABCマガジン

楽天イーグルスのセレモニアルピッチで108キロ

佐々木隆史さんは2024年9月、楽天イーグルスの試合でセレモニアルピッチを担当しました。佐々木隆史さんが投手、町田和樹さんが捕手を務めています。

2026年6月30日にも楽天モバイル最強パーク宮城のマウンドへ上がり、前田健太投手から助言を受けて投球。左腕からノーバウンドで投げ込み、球速108キロを記録しました。

町田和樹さんも捕手としてしっかり捕球。佐々木隆史さんは「入団テスト、ないかな」と笑いを交えてコメントしています。日刊スポーツ

プロ野球選手ではないとはいえ、33歳で108キロを計測した投球は、大学まで野球を続けた経験が現在も残っている証拠でしょう。野球が上手い芸人として注目されるのも納得できます。

好きなプロ野球チームは楽天イーグルス

エバースの2人は、現在はともに楽天イーグルスを応援しています。

佐々木隆史さんは宮城県出身で、好きなチームとして楽天を挙げています。一方、好きな選手は読売ジャイアンツの岡本和真選手です。

町田和樹さんは2024年のセレモニアルピッチをきっかけに「今日から僕も楽天イーグルスファンです」と宣言しました。その後は岸孝之投手を好きな選手として挙げています。スポーツナビ

粗品さんのYouTube企画にも出演し、佐々木隆史さんと町田和樹さんが変化球を教える動画や、実際に野球で対決する動画が公開されました。草野球やバラエティ番組の野球企画でも、2人の経験が生かされています。

佐々木隆史が野球人生をつづったエッセイを出版

2026年7月14日、佐々木隆史さんは初の自伝的エッセイ『ここで1球チェンジアップ』を発売しました。

本には、小学2年生から野球に打ち込んだ日々、甲子園に届かなかった悔しさ、大学で目標を失った時期、芸人という次の夢を見つけるまでが書かれています。太田出版

佐々木隆史さんは、甲子園とM-1には「多くの人が本気で目指す場所」という共通点があると話しています。高校野球では届かなかった全国の大舞台に、漫才では2年連続で立ったことになります。

野球経験は単なるプロフィールの一項目ではなく、佐々木隆史さんの勝負への向き合い方や、エバースの漫才を支える土台になっているのでしょう。

エバースと野球に関するまとめ

  • エバースは佐々木隆史さんと町田和樹さんによる吉本興業所属のお笑いコンビ
  • 2人とも野球経験者だが、プロ野球選手だったわけではない
  • 佐々木隆史さんは小学2年生から大学まで野球を続けた
  • 中学時代は投手として宮城県の軟式野球選抜に選ばれた
  • 古川学園高校では外野手として試合に出場し、野球部主将を務めた
  • 仙台育英高校出身ではなく、宮城県の古川学園高校出身
  • 東北工業大学へ野球のスポーツ推薦で進学した
  • 町田和樹さんも野球経験者で、子供の頃の夢はプロ野球選手だった
  • コンビ名はバントの構えからバットを引く野球用語「エバース」が由来
  • 人気漫才「野球肘」では肘野球や寿司肘、肘寿司という言葉遊びが展開される
  • 2026年6月の楽天戦では佐々木隆史さんが108キロのノーバウンド投球を見せた
  • 2026年7月には野球人生と芸人になるまでをつづった初エッセイを発売した

エバースは、野球を話題にするだけの芸人ではありません。佐々木隆史さんが大学まで打ち込んだ経験と、町田和樹さんの野球への親しみが、コンビ名や漫才、現在の野球関連の仕事まで一本につながっています。

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