Creepy NutsのMCとして、日本のヒップホップシーンを代表する存在になったR-指定さん。MCバトルで全国3連覇を達成した実力者ですが、R-指定さんの原点を語るうえで欠かせないのが、大阪・梅田で生まれた梅田サイファーです。現在もCreepy Nutsの公式プロフィールには、梅田サイファーのメンバーとして活動中と記載されています。
ところが、近年の梅田サイファーのライブや全国ツアーにR-指定さんが出演しない時期が続き、「R-指定さんはいないの?」「脱退した?」という疑問が広がりました。特に、47都道府県ツアーがR-指定さんを除くメンバーで開催されたことが、脱退説につながった大きな理由です。
この記事では、R-指定さんが現在も梅田サイファーのメンバーなのか、なぜライブにいない時期があったのかを詳しく解説します。さらに、「BE THE MONSTERR」で追加されたR-指定さんの歌詞や、「トラボルタカスタム」の早口ラップ、THE FIRST TAKE、今後のライブ活動まで一つずつ見ていきます。
梅田サイファーにR-指定はいない?脱退説の真相と現在
まずは、R-指定さんと梅田サイファーの現在の関係から見ていきましょう。
- R-指定さんは現在も正式メンバーなのか
- 「いない」「脱退した」と言われた理由
- 47都道府県ツアーに出演しなかった背景
- 13人全員でのツアー復帰
- 2027年に予定されている活動休止
R-指定は現在も梅田サイファーのメンバーで脱退していない
結論からいうと、R-指定さんは梅田サイファーを脱退していません。2026年7月現在も、正式メンバーとして活動しています。
梅田サイファーの公式プロフィールには、KOPERUさんに続いてR-指定さんの名前と公式SNSが掲載されています。Creepy Nutsの公式プロフィールにも「梅田サイファーのメンバーとしても活動中」と明記されているため、脱退したという公式情報はありません。
2026年7月5日に発表された梅田サイファーの活動休止に関するコメントにも、R-指定さん本人のメッセージが掲載されました。R-指定さんは今後の楽曲やツアー、日本武道館公演への意欲を語っており、現在も梅田サイファーの一員であることが分かります。
ライブで見かけない期間が長かったことは事実ですが、「出演していない」と「脱退した」は別の話です。
R-指定が梅田サイファーにいないと言われた理由
R-指定さんが「梅田サイファーにいない」と言われた最大の理由は、2025年10月から2026年4月まで開催された47都道府県ツアーに出演しなかったためです。
梅田サイファーは「47都道府県TOUR 2025→2026~UC is comin’~」として、全国47都道府県を巡る48公演を開催しました。公式発表には、ツアーの全公演について「R-指定の出演はございません」と明記されています。
47都道府県を回る大規模なツアーに、知名度の高いR-指定さんの姿がなければ、「もうメンバーではないのでは?」と感じる人が出るのも分かりますよね。Creepy Nutsをきっかけに梅田サイファーを知った人ほど、R-指定さんが過去のメンバーだと誤解しやすかったはずです。
しかし、ツアー不参加は最初から案内されており、脱退発表は行われていません。あくまで、このツアーに出演しなかったという意味です。
47都道府県ツアーに参加できなかった背景
R-指定さんが梅田サイファーの活動へ継続的に参加できなかった背景には、主にスケジュールの問題がありました。
2026年4月にフルメンバーツアー「RETURN OF THE 13」が発表された際、梅田サイファー側は、R-指定さんについて「この数年多忙を極めていた」と説明しています。Creepy Nutsを含む活動が拡大するなかで、梅田サイファーの長期ツアーと予定を合わせることが難しかったことがうかがえます。
R-指定さん本人も、2026年7月のコメントで、『Unfold Collective』のツアーや47都道府県ツアーへ行きたかったものの、足並みをそろえるのが難しかったと明かしました。メンバーとの不仲や音楽性の違いではなく、活動予定を合わせられなかったことが不参加の理由だったと分かります。
参加できなかったことについてR-指定さん自身が謝意を示しているため、梅田サイファーへの気持ちが離れていたわけではありません。
梅田サイファーは固定メンバーのバンドとは少し違う
梅田サイファーは、一般的なバンドやアイドルグループとは成り立ちが異なります。
大阪・梅田駅の歩道橋で行われていたサイファーの参加者から派生した集合体で、公式プロフィールでは、上下関係やリーダーがなく、結成の話があったわけでもないと説明されています。サイファーとは、ラッパーが輪になり、ビートに合わせて即興でラップをつなぐセッションのことです。
梅田サイファーでは、13人全員がすべての曲やライブに参加するわけではありません。楽曲の内容や制作状況に応じて参加するラッパーが変わり、数人だけでマイクを回す曲もあります。
そのため、R-指定さんが参加していない曲があっても、それだけで脱退したことにはなりません。自由な集合体だからこそ、出演メンバーが毎回同じではないのです。
梅田サイファーの現在のメンバーは13人
2026年7月時点で、梅田サイファーの公式プロフィールに掲載されているメンバーは13人です。
| メンバー | 主な活動・役割 |
|---|---|
| KOPERU | ラッパー |
| R-指定 | ラッパー・Creepy NutsのMC |
| KennyDoes | ラッパー |
| テークエム | ラッパー |
| KZ | ラッパー |
| peko | ラッパー・DJ・トラックメイカー |
| KBD | ラッパー |
| teppei | ラッパー |
| ILL SWAG GAGA | ラッパー |
| YugaSoda | ラッパー |
| Cosaqu | ラッパー・トラックメイカー |
| HATCH | ラッパー・デザイナー |
| DJ SPI-K | DJ |
公式プロフィールでは、R-指定さんもほかの12人と並ぶ現役メンバーとして掲載されています。
R-指定さんは全国的な知名度が高いため、梅田サイファーのリーダーだと思われることもあります。しかし、梅田サイファーにリーダーはおらず、R-指定さんも個性の異なる13人の一人です。
「RETURN OF THE 13」でR-指定を含む13人が再集結
R-指定さんを含むフルメンバーでのツアーが、2026年7月に始まった「ONE MAN LIVE TOUR “RETURN OF THE 13”」です。
2026年7月5日のZepp Osaka Bayside公演を皮切りに、愛知、福岡、北海道、東京を回る日程が発表されています。13人全員がそろうツアーは、2023年の『RAPNAVIO』リリースツアー以来、約3年ぶりです。
「RETURN OF THE 13」というタイトルから、R-指定さんが脱退後に復帰したように見えるかもしれません。しかし、実際には脱退や再加入ではなく、久しぶりに13人全員でツアーを回るという意味合いです。
47都道府県ツアーでは見られなかったR-指定さんを含むマイクリレーが復活するため、ファンにとって待望のツアーとなりました。
梅田サイファーは2027年夏頃から活動休止予定
梅田サイファーは2026年7月5日、2027年夏頃のライブをもって無期限で活動を休止すると発表しました。
公式発表では、13人それぞれがアーティストとして成長し、将来また同じステージへ合流するため、個人の活動へ専念すると説明されています。メンバーが解散するのではなく、再集結を見据えた休止です。
R-指定さんも、活動休止を「パワーアップの期間」と表現し、メンバー一人ひとりがさらに大きなラッパーとなって再集合するために時間が必要だとコメントしています。
活動休止はR-指定さんだけが離れるという話ではありません。13人全員がそれぞれの活動へ進む、梅田サイファー全体の決断です。
R-指定と梅田サイファーの関係|歌詞やトラボルタカスタムを解説
R-指定さんが梅田サイファーでどのような活動をしてきたのか、プロフィールや参加曲も見ていきましょう。
- R-指定さんのプロフィールと梅田サイファー参加時期
- 「BE THE MONSTERR」で追加された歌詞
- 「トラボルタカスタム」の早口ラップ
- THE FIRST TAKEでのパフォーマンス
- R-指定さんが参加している曲といない曲
- 今後のライブや日本武道館公演
R-指定のプロフィール
R-指定さんの基本プロフィールは次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 活動名 | R-指定 | ラッパーとして使用 |
| 生年月日 | 1991年9月10日 | 公式プロフィールで記載 |
| 年齢 | 34歳 | 2026年7月時点 |
| 出身地 | 大阪府堺市 | 公式プロフィールで記載 |
| 職業 | ラッパー | 作詞や客演でも活動 |
| 所属ユニット | Creepy Nuts | DJ松永さんとのユニット |
| 所属 | 梅田サイファー | 現在もメンバーとして活動 |
| 主な実績 | UMB全国大会3連覇 | 2012~2014年に優勝 |
R-指定さんは1991年9月10日生まれ、大阪府堺市出身です。DJ松永さんとCreepy Nutsを結成し、MCバトル「ULTIMATE MC BATTLE」では大阪大会5連覇、全国大会3連覇を達成しました。
即興ラップの強さが広く知られていますが、梅田サイファーではバトルとは異なる、複数のラッパーとのマイクリレーや楽曲制作で存在感を発揮しています。
Creepy Nutsで見せるR-指定さんとは少し違う立ち位置を楽しめるのも、梅田サイファーの魅力です。
高校時代に梅田サイファーへ参加
R-指定さんが梅田サイファーへ参加したのは高校時代です。
MBS『情熱大陸』のプロフィールでは、高校2年生で梅田サイファーに足を踏み入れたことをきっかけに、MCバトルやライブ活動を始めたと紹介されています。
R-指定さん自身は梅田サイファーのプロフィール企画で、2008年頃の高校1年生の時に初めて足を運び、高校2年生頃からライブを本格化させたと振り返っています。
年齢も生き方も違うラッパーたちが、同じ輪の中で言葉を交わす環境は、R-指定さんの視野やラップに大きな影響を与えました。現在のR-指定さんにつながる重要な原点と言ってよさそうです。
「BE THE MONSTERR」のR-指定の歌詞はどこ?
結論からいうと、R-指定さんの新しいバースが追加されているのは「BE THE MONSTERR」です。
最初に制作された「BE THE MONSTER」は、『キングオブコント2023』のオープニングテーマでした。その後、アルバム『Unfold Collective』に収録する際にリアレンジされ、R-指定さんのバースを加えた「BE THE MONSTERR」が制作されています。
『Unfold Collective』の公式収録情報でも、「BE THE MONSTERR」の参加者としてR-指定さんを含む11人が記載されています。曲名の最後に「R」が一つ増えている点が、元のバージョンと見分けるポイントです。
R-指定さんの歌詞では、アルバム全体の世界観や梅田サイファーの存在感を感じさせる言葉が、細かな韻と独特なリズムで組み立てられています。歌詞全文を読むというより、原曲とアルバム版を聴き比べると、追加されたバースの効果が分かりやすいです。
「BE THE MONSTER」を聴いてもR-指定さんが見つからない場合は、「BE THE MONSTERR」のほうを確認すると疑問が解消します。
「トラボルタカスタム」でR-指定の早口ラップが話題に
梅田サイファーでのR-指定さんを知るうえで外せない楽曲が、「トラボルタカスタム ft. 鋼田テフロン」です。
梅田サイファーは2021年の「THE FIRST TAKE FES」で、「梅田ナイトフィーバー’19」と「トラボルタカスタム ft. 鋼田テフロン」を披露しました。公式プロフィールでは、2曲の映像が合計3000万回再生を超えたと紹介されています。
R-指定さんは「トラボルタカスタム」の終盤で、言葉数を一気に増やす高速ラップを披露します。ただ速く言葉を並べているのではなく、韻やリズムを崩さず、前のラッパーから受け取った勢いをさらに高めているところが見どころです。
歌詞を確認しながら聴くと、音の似た言葉が連続しながらも、文章として意味が通っていることが分かります。初めて聴いた時に、息継ぎの場所が分からず驚いた人も多いはずです。
R-指定の早口ラップがすごい理由
R-指定さんのラップは「早口」と表現されることが多いものの、魅力は速度だけではありません。
まず注目したいのが、韻の密度です。日本語の母音や語尾を細かくそろえながら、無理のない文章として成立させています。
さらに、ずっと同じ速さで話すのではなく、途中で間を入れたり、急に加速したりと、ビートの上でリズムを細かく変化させます。早口でも言葉の輪郭が崩れにくく、歌詞を読んでから聴き直すと、新しい仕掛けに気づけるのも特徴です。
MCバトルで磨かれた瞬発力と、楽曲制作で作り込まれた言葉選びが重なっているため、何度聴いても発見があります。
THE FIRST TAKEでもR-指定のラップを披露
梅田サイファーは、THE FIRST TAKEに複数回出演しています。
2021年には「梅田ナイトフィーバー’19」と「トラボルタカスタム」、2024年には「スイッチ~BE THE MONSTERR」と「Rodeo13」を披露しました。梅田サイファーの公式プロフィールにも、これらの出演歴が記載されています。
「スイッチ~BE THE MONSTERR」では、アカペラから始まる構成の中でR-指定さんの追加バースも披露されました。複数のラッパーが次々とマイクをつなぎながら、声質やフロウの違いを見せるパフォーマンスになっています。
Creepy Nutsしか知らなかった人にとっても、R-指定さんが梅田サイファーの一員としてラップする姿を確認しやすい映像です。
「Odd Numbers」にR-指定がいない理由
テレビアニメ『ザ・ファブル』のエンディングテーマとして発表された「Odd Numbers」には、R-指定さんは参加していません。
『Unfold Collective』の公式収録情報では、「Odd Numbers」の参加メンバーとしてKennyDoesさん、テークエムさん、teppeiさん、コーラさん、Cosaquさん、KZさん、KOPERUさん、KBDさんが記載されています。R-指定さんの名前はありません。
ただし、これは脱退やメンバー間の問題が理由ではありません。同じアルバムでも、R-指定さんは「YDK」「スイッチ」「Rodeo13」「Dots and Lines」「他人」「BE THE MONSTERR」などに参加しています。
梅田サイファーは楽曲ごとに参加者が変わるため、R-指定さんがいない曲もあれば、重要なパートを担当する曲もあるということです。
「のちで」にはR-指定が参加
2025年発売のアルバム『HAPPY RETENTION』に収録された「のちで」には、R-指定さんが参加しています。
公式収録情報によると、参加者はテークエムさん、pekoさん、KennyDoesさん、KZさん、R-指定さん、Cosaquさんです。プロデュースはChaki Zuluさんが担当しました。
R-指定さんは同時期の47都道府県ツアーには出演していませんでしたが、梅田サイファーの楽曲制作から完全に離れていたわけではありません。
ライブで不在だった時期にも作品へ参加していたことは、脱退説を否定する分かりやすい材料です。
Creepy Nutsと梅田サイファーでの役割の違い
Creepy Nutsは、R-指定さんとDJ松永さんによるヒップホップユニットです。R-指定さんが主にラップを担当し、DJ松永さんがDJやトラック制作を担っています。
一方、梅田サイファーでは複数のラッパーがマイクを受け渡します。R-指定さんだけが曲の中心になるとは限らず、ほかのメンバーのバースを受けて自分のパートを作り、次のラッパーへつなぐ役割もあります。
Creepy NutsではR-指定さん自身の経験や視点が前面に出やすく、梅田サイファーではメンバー同士の競演や組み合わせが大きな魅力です。
同じR-指定さんでも、二つの活動を聴き比べると、ラッパーとしての幅広さがより分かります。
日本武道館公演と今後の活動
梅田サイファーは、活動休止前の大きな節目として、2027年2月23日に初の日本武道館ワンマンライブを開催すると発表しています。
梅田サイファーがサイファーとして始まってから20年目となるタイミングでの公演です。R-指定さんも、今後の楽曲や「RETURN OF THE 13」ツアー、日本武道館公演で、参加できなかった期間を取り返したいとコメントしています。
日本武道館公演を経て、2027年夏頃のライブを最後に無期限の活動休止へ入る予定です。ただし、メンバーのコメントでは、休止後も交流や共同制作が続く可能性に触れられています。
脱退説とは反対に、これから活動休止までの期間は、R-指定さんを含む13人の梅田サイファーを見られる貴重な時間になりそうです。
梅田サイファーとR-指定に関するまとめ
- R-指定さんは現在も梅田サイファーの正式メンバー
- R-指定さんが脱退したという公式発表はない
- 「いない」と言われた主な理由は47都道府県ツアーへ出演しなかったため
- ツアー不参加の背景には多忙な活動とスケジュールの問題があった
- 2026年7月から「RETURN OF THE 13」で13人全員が再集結
- 梅田サイファーはリーダーのいない自由な集合体
- R-指定さんは高校時代に梅田サイファーへ参加した
- R-指定さんの追加バースが入っているのは「BE THE MONSTERR」
- 「トラボルタカスタム」では高速で密度の高いラップを披露
- THE FIRST TAKEでも梅田サイファーのメンバーとして出演している
- 「Odd Numbers」には不参加だが、「のちで」には参加している
- 2027年2月に初の日本武道館公演を開催予定
- 2027年夏頃のライブをもって無期限の活動休止に入る予定
R-指定さんは梅田サイファーから離れたのではなく、多忙な活動の中でライブへ参加できない期間が続いていました。高校時代からつながる仲間たちと再び13人でどのような楽曲やステージを作るのか、活動休止までの動きにも注目が集まります。















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