森七菜さんは、映画『天気の子』のヒロイン・天野陽菜役や、ドラマ『この恋あたためますか』などで知られる俳優です。自然体の笑顔と親しみやすい雰囲気が印象的ですが、芸能界入りしたのは、まだ大分県で暮らしていた中学3年生のときでした。
森七菜さんは、どのような中学時代を過ごしていたのでしょうか。出身中学校は大分市立東陽中学校といわれていますが、公式プロフィールでは学校名まで公表されていません。一方、美術部での出来事や恋愛、友達との関係については、本人が複数の番組やインタビューで明かしています。
この記事では、森七菜さんの中学時代を中心に、部活動、出身中学校、スカウトされた経緯、デビュー当初の仕事を詳しく紹介します。あわせて、家族構成や基本プロフィール、高校時代から現在までの活動も見ていきます。
森七菜の中学時代は美術部!友達とのおしゃべりが中心だった
森七菜さんの中学時代は、現在の飾らない人柄を感じさせるエピソードが豊富です。中学校では美術部に所属していましたが、黙々と絵だけを描いていたわけではありません。
友達と話すことが大好きで、絵を描くのを忘れて日が暮れるまで話し込むこともあったそうです。恋愛では自分から気になる男子を誘う一方、待ち合わせ場所で3時間半待っても相手が来ないという、ほろ苦い経験もしていました。
中学校では美術部に所属
森七菜さんは、2024年に公開されたロッテ「爽」のWeb動画に関連するインタビューで、中学生のときは美術部だったと明かしています。
美術部では、休憩を忘れるほど絵に没頭していたのかと思いきや、実際には同級生とのおしゃべりに夢中だったそうです。気づけば日が暮れており、絵を描くことが休憩のようになっていたと振り返っています。
あまりに部員同士で話し続けるため、先生から校内の別々の場所へ行ってスケッチするように指示されたこともありました。それでも、先生から見つからない場所へ再び集まり、また話していたというのです。本人が語った美術部のエピソードからは、友達と過ごす時間を心から楽しんでいた様子が伝わってきます。
現在の森七菜さんには、イラストが趣味という一面もあります。絵を描くことが好きだった点は、中学時代から変わっていないのでしょう。
友達と話しているうちに日が暮れていた
森七菜さんの中学時代を語るうえで、同級生との関係は外せません。美術部での出来事を見る限り、友達の輪の中でよく話す、親しみやすい中学生だったことがうかがえます。
芸能活動を始めたあとも、地元の友達との関係は続きました。森七菜さんは後年のインタビューで、中学時代の友達と遊ぶ際には仕事の話をまったくせず、友達も仕事について聞いてこなかったと語っています。その距離感が心地よく、助けられたそうです。
中学3年生で突然芸能界へ入ると、生活も周囲の見方も変わりやすくなります。そのなかで、以前と同じように接してくれる友達がいたことは、森七菜さんが大分で学校生活を続けるうえで大きな支えになったのではないでしょうか。
中学時代は「ダサい」といわれていた?
現在はファッション誌にも登場する森七菜さんですが、中学時代は服装にあまり自信がなかったようです。
2022年に出演したTOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』では、自身について、中学生のころ学校で「ダサい」と有名だったと笑いながら明かしました。友達と遊ぶ前に衣料品店へ連れて行かれ、服を一式買って着替えさせてもらったこともあったそうです。
森七菜さんは、中学生から高校生にかけて、垢抜けることをかなり考えていたとも話しています。中学3年生で撮った初期の宣材写真には、体育祭で日焼けした顔や、靴下の跡が残る足が写っていたそうです。『SCHOOL OF LOCK!』での本人の発言を読むと、最初から完成された芸能人だったわけではなく、ごく普通の中学生として悩みながら成長したことが分かります。
気になる男子を美術館へ誘った
森七菜さんには、中学時代に気になっていた男子を自分から誘った経験もあります。
夏休みの課題を理由に「一緒に美術館へ行かない?」と声をかけ、駅で待ち合わせる約束をしました。しかし、待ち合わせ場所へ向かう途中で女友達から服装を指摘されたそうです。
当日の服装は白いポロシャツと黒いズボンで、森七菜さん自身も後になって「デートに行く服ではなかった」と振り返っています。友達に全身をコーディネートしてもらい、着替えて待っていましたが、約束した男子は現れませんでした。
森七菜さんは駅で約3時間半待ったものの、結局会えなかったと『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』で告白しています。中学時代の待ち合わせエピソードは少し切ないものの、自分から相手を誘い、長時間待ち続けたところには、まっすぐで行動力のある一面が表れています。
中学時代に自分から告白した経験もある
森七菜さんは、2021年放送のTBS系『胸キュン検定!』でも、中学生のころに自分から告白した経験を明かしています。
恋愛に対して待つだけではなく、自ら気持ちを伝えようとする中学生だったようです。現在の快活なイメージにも通じる、思い切りのよさが感じられます。
ただし、番組で紹介された告白と、美術館へ誘った男子の話が同じ相手だったかどうかは公表されていません。別々の話を一つの出来事として結び付けることはできないため、それぞれ本人が語った中学時代の恋愛エピソードとして受け取るのがよいでしょう。
森七菜の出身中学校は大分市立東陽中学校?
森七菜さんは大阪府で生まれ、大分県で育ちました。中学時代も大分県内で過ごしており、中学3年生の2016年に大分市内でスカウトされています。
出身中学校については「大分市立東陽中学校」とする情報が広く知られています。ただし、森七菜さん本人や所属先が、公式プロフィールで中学校名を明記した事実は確認できません。
東陽中学校説が広がった理由
森七菜さんの出身中学校が大分市立東陽中学校といわれるようになった理由の一つは、当時の公式Instagramに掲載された中学校の卒業報告です。
2017年3月の投稿では、森七菜さんが中学校を卒業したことが写真とともに報告されました。その写真に写っていた制服などから、東陽中学校ではないかと推測されたようです。
しかし、制服が似ているというだけで学校名を確定することはできません。複数のプロフィール系サイトでは東陽中学校出身と紹介されていますが、公式に確認された学歴ではない点を分けておく必要があります。
したがって、現時点では「大分市立東陽中学校が有力視されているものの、本人から正式な学校名の公表はない」という回答になります。
中学校の卒業は2017年3月
森七菜さんは2001年8月31日生まれのため、一般的な進学時期に当てはめると、2014年4月に中学校へ入学し、2017年3月に卒業したことになります。
卒業報告が2017年3月に行われているため、この時系列とも一致します。中学校生活の終盤には、すでに芸能活動が始まっていました。
芸能界入りしてすぐに上京したわけではなく、その後も大分を生活の拠点として学校へ通っています。地元で普通の学生生活を続けながら、必要なときに東京へ向かう生活が始まったのです。
森七菜は中学3年生でスカウトされた
森七菜さんの人生が大きく動いたのは、中学3年生だった2016年の夏です。大分県内で家族と食事をしていた際、当時の芸能事務所アーブルのマネージャーから声をかけられました。
現在では数々の映画やドラマに出演していますが、芸能活動の出発点は、大分で過ごした中学最後の夏休みでした。
家族との食事中に声をかけられた
森七菜さんは、家族と大分市内で食事をしていたときにスカウトされています。東京の繁華街や芸能イベントではなく、地元で家族と過ごしている最中だったという点が印象的です。
本人は後年のインタビューで、中学3年生の夏休みに声をかけられたことを振り返っています。ソニーミュージックの公式プロフィールでも、2016年に大分県でスカウトされたことが紹介されています。
森七菜さんには以前から役者への関心があったとされ、スカウトをきっかけに芸能界へ入りました。偶然の出会いだけではなく、本人のなかにも新しい世界へ踏み出す気持ちがあったからこそ、その機会をつかめたのでしょう。
初めて受けたオーディションでWebCMに合格
スカウト後の森七菜さんは、初めて受けたオーディションで「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi」のWebCMに選ばれました。CMを手がけたのは、映画監督の行定勲さんです。
中学3年生でスカウトされ、最初のオーディションから仕事につながるという早い展開でした。ORICON NEWSでも、2016年夏のスカウト後、初オーディションでWebCMに抜てきされた経歴が紹介されています。
ただし、その後の活躍を最初から約束されていたわけではありません。撮影やオーディションのために大分と東京を行き来しながら、学校生活も続ける必要がありました。
1か月後には宣材写真を撮影
森七菜さんによると、スカウトから約1か月後には宣材写真を撮影していました。ちょうど体育祭の時期だったため、顔は日焼けし、足にはくっきりと靴下焼けが残っていたそうです。
華やかな芸能界へ入った直後とは思えない、等身大の中学生らしい姿ですよね。体育祭に参加していたことからも、スカウト後すぐに学校生活を捨てたわけではなかったことがうかがえます。
写真を美しく仕上げることだけを優先するのではなく、その時期にしかない姿が残った点も、森七菜さんらしさを感じさせるエピソードです。
中学卒業後に俳優デビュー
森七菜さんは2017年、Amazon Prime Videoのドラマ『東京ヴァンパイアホテル』で俳優デビューしました。オーディションでは、後半に登場する重要な役へ選ばれています。
同年には映画『心が叫びたがってるんだ。』で映画初出演を果たし、日本テレビ系ドラマ『先に生まれただけの僕』にも出演しました。スカウトされた中学3年生の夏から、わずか1年ほどで映画とドラマの両方を経験したことになります。
中学時代は芸能生活の完成期ではなく、突然開いた扉へ飛び込み始めた時期でした。友達と美術部で話し込み、体育祭で日焼けする日常の隣に、オーディションや撮影という新しい世界が加わったのです。
森七菜のプロフィールと家族構成
森七菜さんは大阪府生まれ、大分県育ちの俳優・歌手です。公式プロフィールでは大分県出身と紹介されています。
「森七菜」が本名かどうかについては、本人や所属先から明確な説明がありません。ネット上には別の名字を挙げる情報もありますが、確かな根拠は確認できないため、本名は公表されていないものとして扱うのが適切です。
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 名前 | 森七菜 | もり・なな |
| 本名 | 非公表 | 森七菜が本名かは未確認 |
| 生年月日 | 2001年8月31日 | 2026年8月18日時点で24歳 |
| 出生地 | 大阪府 | 公式音楽サイトに記載 |
| 出身地 | 大分県 | 大分県で育つ |
| 国籍 | 日本とみられる | 公式な国籍表記は未確認 |
| 身長 | 154cm | 公式プロフィール |
| 血液型 | A型 | 公式プロフィール |
| 職業 | 俳優・歌手 | 声優としても活動 |
| 所属 | ソニー・ミュージックアーティスツ | エージェント業務提携 |
| 趣味 | イラスト・動画作り | 撮影や編集も行う |
| 家族 | 母親・弟 | 本人が家族について公表 |
| 中学校 | 東陽中学校説 | 学校名は公式未公表 |
| 高校 | 大分高校と報じられている | 2020年卒業 |
| 活動開始 | 2016年 | 中学3年生でスカウト |
母子家庭で母親と弟に支えられて育った
森七菜さんは、母子家庭で育ったことを自ら明かしています。母親が不在のときには、姉である森七菜さんが弟と留守番をすることが多かったそうです。
2024年の「サッポロ一番」新CM発表会では、弟のためにラーメンを作って食べさせていた思い出を話しました。寂しさを感じる留守番の時間に、姉弟で食べたラーメンが心を満たしてくれたと語っています。日刊スポーツの報道によると、CM出演が決まった際には弟も驚き、母親は泣いて喜んだそうです。
森七菜さんは、母親が作ったおにぎりや弁当についてもインタビューで語っています。中学3年生で始まった芸能活動を続けられた背景には、仕事の移動や生活面を支えた家族の存在もあったのでしょう。
森七菜の高校時代から現在までの経歴
中学校卒業後、森七菜さんは大分県内の高校へ進学しました。出身高校は大分高校と広く報じられており、2023年にはフジテレビ系『爆買い☆スター恩返し』で母校を訪れています。
高校時代は大分に住みながら、飛行機で東京へ通って芸能活動を続けました。平日は学校、仕事が入れば東京という生活のなかで、2019年に大きな転機を迎えます。
『3年A組』と『天気の子』で注目
2019年、森七菜さんはドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』に堀部瑠奈役で出演しました。個性豊かな生徒役の一人として注目され、知名度を高めています。
同年公開の新海誠監督によるアニメ映画『天気の子』では、2000人以上が参加したオーディションからヒロイン・天野陽菜役に選ばれました。透明感のある声と感情表現が評価され、俳優としてだけでなく声優としても広く知られるようになります。
中学3年生でスカウトされてから約3年後の出来事でした。最初のオーディションから仕事を獲得した経験に加え、その後も数多くの選考を通過してきたことが、急成長につながっています。
高校卒業後に上京
森七菜さんは2020年2月に高校を卒業し、同年3月から東京で暮らし始めました。大学には進学せず、芸能活動へ専念しています。
高校時代には、地元の友達と食事をしたり、河原で花火をしたりして、限られた時間のなかで学生生活も楽しんでいたそうです。中学時代からの友達とは、芸能の仕事を持ち込まない関係が続いていました。
東京と大分を行き来する忙しさだけで青春を語るのではなく、仕事と友達との時間を意識的に両立させていたところに、森七菜さんの現実的な強さが表れているように感じます。
2026年も主演映画などで活動
高校卒業後は、NHK連続テレビ小説『エール』やTBS系『この恋あたためますか』、Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』、フジテレビ系『真夏のシンデレラ』などに出演しました。
2025年には映画『国宝』『フロントライン』『秒速5センチメートル』など話題作への出演が続き、NHK夜ドラ『ひらやすみ』では小林なつみ役を演じています。2026年4月10日には主演映画『炎上』が公開され、同作は第42回サンダンス映画祭のNEXT部門にも選出されました。ソニー・ミュージックアーティスツの公式出演歴からも、映像作品を中心に活動を続けていることが分かります。
中学時代の森七菜さんは、美術部で友達と話すことに夢中になり、服装で悩み、恋愛で失敗することもある普通の学生でした。その日常を保ったまま偶然のスカウトを受け、少しずつ俳優の世界へ進んだ点に、森七菜さんの経歴のおもしろさがあります。
森七菜の中学時代まとめ
- 森七菜さんは2014年4月ごろから2017年3月まで大分県内の中学校へ通っていた
- 出身中学校は大分市立東陽中学校が有力視されている
- 東陽中学校という学校名は本人や所属先から公式発表されていない
- 中学時代は美術部に所属していた
- 美術部では絵を描くより友達とのおしゃべりに夢中になることもあった
- 先生から部員を別々の場所へ移動させられても、再び集まって話していた
- 中学時代は服装に自信がなく、友達に一式選んでもらった経験がある
- 気になる男子を美術館へ誘ったものの、待ち合わせ場所で約3時間半待っても相手は来なかった
- 中学3年生だった2016年夏、大分県内で家族との食事中にスカウトされた
- 初めて受けたオーディションでネスカフェのWebCMに選ばれた
- 中学卒業後の2017年に『東京ヴァンパイアホテル』で俳優デビューした
- 母子家庭で育ち、母親と弟とのエピソードを本人が公表している
森七菜さんの中学時代は、華やかな芸能生活一色だったわけではありません。美術部の友達と話し込み、恋愛や服装に悩んだ等身大の時間があり、その途中でスカウトという大きな転機が訪れました。現在も見せる親しみやすさは、大分で友達や家族と過ごした中学時代とつながっているのかもしれません。














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